11.
前回ではそろそろカーベキューにセットされる予定でしたが、右フェンダーも左側同様に諸々ダメだったので切り継ぎ板金しています。
切った貼ったはマイナスイメージがありますが、僕にとっては安易にヘリテージ物に交換するより、オリジナルであれば極力残してあげたいと思います。
”貼った”というフレーズはマイナスだとは思いますが・・・突き合わせて溶接するのであれば”貼った”の1/2のパテで済むので、手間でもオリジナルを残したと思います。
12.
フロントパネルの修理
フロントパネルは93年~のヘリテージ物に交換されていて、このパネルは10年ぐらい前のパネル。
97用ターンシグナル穴に~96用センターサポート、フォグランプ穴、エアーベント穴等、マルチに活用する為のパネルなので、67年式には無理が多い状態。
穴埋め修正を・・・。
13.
ルーフ、右クォーターパネル、左クォーターパネル仕上げ等
ルーフを色剥サンダーで剥離後修正。
ルーフ側面の事故によるシワや歪み、エクボは、作業性が良い場所な為パテを入れずにハンマリングのみで修正。
右クォーターパネルはエクボ×2、タンクネック下部に腐りで穴がありましたが、ウッドパネルで隠れる所なので、パテを入れずに溶接処理のみで対応。
左クォーターパネルは防錆処理だけだったので、再度板金し直し。パテを盛ってハンマー跡や絞り跡の処理をしましたがさすがに粉まみれになり、そこそこパテ入ってます。
14.
カーベキューにセット
リヤエプロン廻りの交換
作業性が良い状態になると必ず見たくはないモノも見えてくる・・・。
コールタール防腐剤は覚悟していたけれど、ドライブラストの予定を変更して、サビや過去の事故歴を修正する方向となり、手作業が増えていく・・・。
リヤエプロン廻りはリヤセンターをオカマ彫られて折れ曲がり、そこから錆びてメッシュをパテ整形。
残すよりフロアのシワを伸ばすことになり、交換。
リヤバランスパネルは使い錆びを修正。
15.
リヤサブフレーム取り付け部は事故で潰していたので寸法は出ていたけれど錆びも含めて作り直し。
板を用いてサブフレームのピッチを確認。
この板は3号機で端材としても別用途で使われる為、すぐに無くなる。